相続財産とは何か
2023.03.20
相続財産とは何か
相続財産にはプラスの財産とマイナスの財産があります。プラスの財産は預金や不動産等、資産となるものマイナスの財産とは、借入金等の負債のことです。遺産分割において、相続開始時に当然に分割されるものとそうでないものがあります
当然分割とは遺産分割協議をするまでもなく分割されると言うことです。もっと簡単に言えば相続開始とともに何もしてなくてもその財産の帰属が決まるとことです。
その者その当然分割される財産は主に金銭債務や売掛金等の可分債務です。ですからプラスの財産からマイナスの財産を引いてさらに当然分割の財産を引いて残りが遺産分割の対象となります。
では具体的にはどのような財産を相続財産と指すのでしょうか。
まずプラスの財産ですが、現預金、不動産、株式、投資信託、貴金属品、その他の動産です。
マイナスマイナスの財産は、借金、未払い金、保証債務、公租公課(税金)、事業関係の費用及び買掛金等です。